最終更新日 2013年4月10日
本製品は、ピンコネクタHDD専用です。ZIF/LIFコネクタHDDには対応しません。
「ピンコネクタ」とは日立と東芝の搭載コネクタを総称するために弊社が便宜上つけた名前です。
正式には、日立のHDDは “1.8 inch 5V parallel form factor” や “1.8″ drive form factor (60x70mm)”、東芝のHDDは “1.8 inch 3.3V parallel form factor” や “1.8″ drive form factor (78x54mm)” などと呼ばれています。
日立のピンコネクタは2.5インチPATA(IDE) HDDと同じ50ピン (オプション、Key含む) 形式です。日立では「IDEコネクタ」と呼んでいます。日立の1.8インチHDD型番は末尾がAT00であればピンコネクタのようです。
東芝のピンコネクタはHDD側がメスになっています。HDD側は50ピン、ホスト側は50または44ピンです。東芝でコネクタ名は明示されていません。東芝の1.8インチPATA HDD型番は数字4桁の下2桁が07以下であればピンコネクタのようです。
日立のZIF (Zero Insertion Force) コネクタ、東芝のLIF (Low Insertion Force) コネクタは40ピンです。フレキシブルケーブルを直接挿入する形状になっています。本製品には対応しません。
CE-ATA規格のHDDはZIFまたはLIFコネクタでフレキシブルケーブルを接続する形式ですが、ピン数が異なります。CE-ATA x4コネクタ (12ピン)、CE-ATA x8コネクタ (18ピン) です。本製品には対応しません。
初期の東芝製1.8インチHDDはPC Card ATA (68ピン ATA) です。MK2001MPL、MK5002MPLなどが該当します。本製品には対応しません。
LIFコネクタタイプのケース、HDE-03を販売開始しました。 (2008-12-24)
ZIFコネクタ/LIFコネクタの詳しい説明は、[HDE-03] 対応HDDについてをご覧ください。