[IDE→SATA変換アダプタ] トラブルシューティング
最終更新日 2011年4月7日
- 対象製品
- CVT-03、CVT-04、CVT-06、CVT-07
IDE→SATA変換アダプタを1台つないで、起動に不可欠なデバイス以外はすべて外した構成でお確かめください。
電源投入前のチェック項目
- ATA機器のジャンパーはマスターになっていますか。
- IDE→SATA変換アダプタに電源ケーブルが接続されていますか。
- IDE→SATA変換アダプタをATA機器に正しく接続していますか。
- CVT-03/CVT-04/CVT-07は20番ピン穴が空いているため、ピンをずらしたり上下逆にATA機器に接続し、認識できない場合があります。
- ATA機器に電源ケーブルが接続されていますか。
- シリアルATAケーブルはホストとIDE→SATA変換アダプタにしっかり接続されていますか。
- 起動不可のデータ用コネクタに起動用ATA機器を接続していませんか。
電源投入後のチェック項目
- OS起動前のBIOS画面で認識していますか。
- デバイスマネージャ > ディスクドライブで認識していますか。
- OS起動後「ディスクの管理」で認識していますか。
- 「ディスクの管理」でフォーマットした後、マイコンピュータで認識していますか。
- フォーマットすると内容が全て消去されますのでご注意ください。
BIOS画面で認識しない場合は、こちらをご確認ください。
- 接続したATA機器のモーター回転音やヘッドシークの音がしますか。
- しない場合は、起動に不可欠なデバイス以外はすべて外して起動してみてください。
- 音はしているが、正常起動時と異なる音がしますか。
- 異音がする場合は、ジャンパーの設定とケーブルの接続を再度ご確認ください。
- 可能であれば、別のシリアルATAケーブル/電源ケーブルに交換してください。
上記を試しても正常動作しない場合
設定方法はマザーボードまたはSATAホストのマニュアルをご覧ください。
- SATAのドライバがインストールされていない可能性があります。
- 製造時期の古い機器(特に光学ドライブ)は、正常動作しない場合があります。 (CVT-06は光学ドライブに非対応)
- ブート順を変更しなければ、正常に起動できない場合があります。
- OSのService Packを最新版にしてください。
- CMOSクリアをしてください。
- BIOSを最新版にしてください。
OSやBIOSを更新したことによって起こりうる別の不具合や、更新失敗に対して弊社は保証できません。BIOS更新は最終手段としてお試しください。
SATAのBIOS設定はRAIDの設定も関係していて、判りづらいようです。サポートが受けられるように「純粋なSATA機器を使用して認識しない」と、マザーボードまたはSATAホストのメーカーにお問い合わせいただくのが宜しいかと存じます。
弊社では各メーカーのBIOS設定方法を把握しておりませんので、適切なご案内ができません。
上記方法で解決できない場合、お買い上げ店舗で動作テストを受けていただくことをお勧めします。機材が豊富で多様なテストができるので、原因の究明は早いと考えます。